不祥事続く・県教委が教諭3人を懲戒処分(鹿児島県)
[ 6/25 19:35 KYT鹿児島読売テレビ]
教諭の不祥事が続く。県教育委員会は25日、酒気帯び運転や生徒への体罰があったとして、3人の教諭に対し懲戒処分を行った。酒気帯び運転で半年間の停職処分を受けたのは、鹿児島地区の小学校に勤務する男性教諭(53)。この男性教諭は先月20日の午後、自家用車を運転していたところ、南さつま市の市道で警察官に職務質問され、基準値を超えるアルコールが検出された。男性教諭は、この日の朝、缶ビール3本を飲んだと話しているという。男性教諭は25日付けで依願退職した。このほか、南薩地区と北薩地区の県立学校に勤務する男性教諭2人が、生徒の頭や顔を拡声器やコピー機用のトナー容器で叩くなどしてケガをさせ、文書による注意やボーナス減額などの懲戒戒告処分を受けている。相次ぐ教諭の不祥事を受け、県教委は「今後、不祥事根絶委員会における議論もふまえて発生の防止に全力を尽くしたい」とコメントしている。